大理石複合板 ライト・ストーンパネルの施工方法

ライト・ストーンパネルⓇは用途に合わせて様々なバリエーションがあります。
光を透過する装飾用には、ABSハニカム複合板やガラス複合板をご提案しています。
石種によって素材を変えますが、特に透過性が高いホワイトオニキスやグリーンオニキスは、ガラスとの複合板の方が綺麗に光壁を演出することができます。
インテリアや家具天板等の仕上には3.5~5mm厚の樹脂複合板があります。薄いため既存の床や壁に施工することができますが、大きさに制限があります。
そのためテーブルの天板等の大きな一枚板や、強度がかかる部位にはアルミハニカム複合板で加工をしています。 

薄くて軽いため工期短縮につながり、重ね貼りをすることで産業廃棄物を削減し環境に優しい施工が可能となります。
特別な下地補強の必要もなく現場での施工も容易に行うことができます。

大理石壁の施工方法(ストーン・カバー工法Ⓡ)

300~600mm角までの薄石複合板施工(内壁)においては接着剤による圧着貼りを推奨しています。
それ以上の大きなアルミハニカム複合板や、3m以上高さへの施工においては、ストーンバリア工法を推奨しています。
takka2
クロスの剥がれを防止するためタッカーで固定します。
58db375a55d85f267ffc620b98d41739
くし目こてで接着剤を全体に塗布します。
大理石貼付け方法
接着面にしっかりと圧着させて施工します。
大理石の壁張り
大理石の壁

大理石床 施工方法(ストーン・カバー工法Ⓡ 床)

既存のフローリング床に弾性接着剤を3mm櫛目鏝で塗り付け、全面接着張りで施工します。(接着しろ~1.5mm以下 接着剤は1本/㎡目安接着剤の塗布量が少なく空洞になっている箇所は、強度が確保できずヒビ割れが発生する可能性があります。貼る範囲よりも塗り広げるようにして施工してください。

※冬季の施工は接着剤硬化が遅い場合があります。
※不陸のある床は下地調整を行ってから施工してください。
※クッションフロアやL45遮音フローリングなど床への重ね張りはできません。
552eb4aed1593e952e7a12c7b8a0e9e1
小口に撥水材を塗布します。
(シミ防止のため)
58db375a55d85f267ffc620b98d41739
くし目コテで、床下地に接着剤を塗布します。
吸盤使用
吸盤を使い石を施工します。マンションでは2mm以上の目地推奨。
860393f42a31e455e3504db8b1db87bb
クリップや十字スペーサーを使うと綺麗に貼ることができます。
kurip01
クリップの製品周りに接着剤が残らないようにします。
kurip02
接着剤が残るとクリップが綺麗に外せなくなります。
tataki
接着剤が硬化したらクリップを外します。
ストーンカバー工法
石の色合いに合わせて目地入れをして仕上げます。
hari3
hari1
hari2
石・タイルの施工経験があれば簡単に貼ることができます。薄いので現場加工も従来の石に比べ容易です。
大理石用接着剤
コニシMPX-1接着剤(壁)
大理石用接着剤
タイルメント接着剤(床)
目地材
INAX目地材
目地材
INAX目地材
大理石目地スペーサー
タイルクリップ
大理石撥水剤
撥水剤
ADスーパー
撥水剤

光壁 施工方法(大判ハニカムパネルの施工方法)

大理石運搬方法
・移動するときは必ず2人以上で図C のようにパネルを立てて運搬をしてください。
図A のように石面を下にした移動は厳禁です。自重によるたわみで大理石表面が破損する原因となります。
・図B はエレベータでの搬入や取付作業の際にパネルを起こす際などに有効な方法です。
・床や作業台に置く場合は、斜めにしながらゆっくり倒し平らに置いてください。
・ライト・ストーンパネルを重ねて置く場合には、床に養生材を敷き床設置面をハニカム側にして、石の面同士を合わせて平置きで重ねてください。
・キッチン天板のシンク開口等、切り抜きのある商品については、開口部に手を掛けて持ち運びをしないようご注意下さい。
・その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
運搬方法
40e45c02c551cb339492eca66e6f80d7
大理石パネルの設置には吸盤を使用します。
14b8fe25df35c868514247c0d613fe23
パネルを設置する際は2名以上で安全に行ってください。
bc462898b3e55a31561ed1067989c195
パネルを固定する押縁枠を取付けます。
f094ca32084f342fcc8ca11536d0659a
パネルがしっかりと固定されているか確認します。
最大1200×2400mmの光壁を1枚のライト・ストーンパネルで施工することができます。
大きさに合わせてパネルの厚みを15~35mmまで調整し、強度を確保して加工します。
固定方法は四方押縁を推奨しています。光壁は使用するLED器具によっても見栄えが大きく変わります。 石種に合わせて色温度3000~6500ケルビンをご提案しています。
できる限り影や光ムラが出ないように、LEDの選定や下地のご相談もお請けしております。
当社では光壁専用LED LSPモジュールを推奨しています。

大理石壁 施工方法(ストーン・バリア工法Ⓡ)

ライト・ストーンパネルと金物をリベットで機械的に固定する独自の乾式金物で、施工性と安全性が格段に向上し、落下防止の対策にも対応した工法です。
工期の大幅短縮など様々なメリットがあります。少人数で施工が可能となるため、社会問題となっている人手不足の問題を解消することも期待できます。
ストーンバリア工法
ストーンバリア工法
大理石光壁
光壁用LED照明
pege_top_02